ありのままで生きるという選択

「官能美」という環境に振り回される事のない、自立した芯のある人間になる為の、いわば教科書的なブログです。

トラウマからの解放!~長所を伸ばし自分の魅力を見つる簡単な方法~

 「私にはあの人の様な魅力がありません」

「長所を教えてくれと言われても、短所しか浮かばないんです」


こういったお悩みを抱えている人は実に多いです。

あなたの周りにもいらっしゃるのではないでしょうか。


こういった方は、「自分の事がよくわからない」という事の重大性にまだ気付かれていないと思いますが、実はこれ、非常によろしくない状態です。


もちろん、病気の様な意味合いで命に関わってくる訳ではありませんが、


 「力強く、魅力的に、あなたらしく輝く命」という意味では非常に深く関わってきます。


いつやるか?  今でしょ!


という言葉通り、問題点の解決には今すぐ向かい合う必要があるのです。

 

何故なら、私達ひとりひとりに与えられた時間は、

 無限

ではなく、

 有限

だからです。


せっかくの命なのですから、あなたに残された人生を、どうせだったら輝く命で生きていきましょう。

 


さて、では早速ですが……


あなたは、ご自身の良いところを人に伝える事が出来ますか?

 「あなたの魅力を教えてください!」という問い掛けに対して、すぐに答える事が出来ますか?


どうでしょう?


すぐに「yes」と答える事が出来なかったのではないでしょうか?


 「yes」と答えられなかったあなたは、まだ自分の事をよくわかっていない証拠です。


つまり、よい部分も悪い部分も含め、ありのままの自分を、受け入れる事が出来ていないのです。


 逆に、自分の悪い部分や嫌いなところは、すぐに答えられるのではないですか??


きっと、あなたはご自身を別の誰かと比べ、その差を責めてばかりいるのではないでしょうか。


 憧れの人との違いを責める前に、現時点でもあなたにだって良いところが沢山あるのだという事を認めてあげましょう。


 逆に言えば、あなたの憧れの人だって完璧ではない。

 悪い部分(欠点)という側面も必ず持ち合わせているのです。


あなたがただ、その人の良い部分にしかフォーカスしていないだけなのです。


でもおかしいですよね、あなたは多人の良い部分には気づく事が出来る。

それなのに自分の良いところはわからない。


そんなあなたにオススメなのは、自分の心と会話をする事です。

 目を閉じ、自分の心の深い場所に入り、

 良い部分と悪い部分をしっかり探し、そして、それらを全て認めてあげてください。

どう足掻いたとしても、それがあなたなのです。


いいですか、この世の中に完璧な人は一人だって存在しません。


ですから、まずは悪い部分を責めなくていいですから、あなたの全てを認め、許してあげるのです。


 悪い部分の改善は、全てありのままのあなたを認めてからでないと意味がありません。


 大丈夫です。


あなたは現時点で、誰とも比べる事の出来ないあなた。

とても素敵なあなたなのですから。


どうか、ありのままのあなたを愛してあげてください。


【原因はトラウマにある!?】


ここまで読み進めて頂いて、こんな風に思ったのではないでしょうか?


 「でも……自分を好きになれないのにはちゃんと理由があります!」


 「過去の失敗や経験から、トラウマになってしまっているの!」


 「だから、怖くて怖くて、こんな欠点だらけの自分好きになるなんて出来ません!」


あぁ……そうでしたか。


それは大変失礼致しました。


ですが、そんな事は一切関係ありません。


 「えっ?」


 過去の経験からくるトラウマは、未来に向かう現在のあなたには全く関係がないのです。

 
過去の失敗が生んだトラウマが今後の未来を輝かせてくれないなら、

 「失敗は成功の元」

この言葉は完全に嘘になります。


もし、あなたの命が輝かないのが、全て過去のトラウマが原因だと考えるなら、

 全ての出来事は、一度失敗したらおしまいだと、そう捉えている事でもあるのですよ。


 「そ…それは……」


いいですか?過去の失敗が生んだトラウマは、未来に向かうあなたには何の障害でもでもないのです。

ただ、あなたがそのトラウマを理由にして、命を輝かせない様に仕向けているだけです。


 納得がいかないかもしれませんが、これは紛れもない事実です。


では、少し話を変えましょう。


 実は私も、以前はトラウマによって命が輝くのを拒んでいた一人です。

このまま少しだけ、私の体験談にお付きあいください。

※ところどころ「(笑)」が文中につきますが、その当時は一切笑えませんでした(笑)

※読み易くする、分かり易くする為に言葉の表現を一部崩します。


【実体験!~トラウマが構築されるまで~】


どうやら私は幼稚園児の頃から歌手になりたかったみたいなんです。

 

 小学3年生の頃には、将来自分は歌手(ミュージシャン)になるんだって完全に信じていました。

 

そして、中学生になればバンドを組みました。

 

まぁ、バンドとは言っても名ばかりのもので、集まって一緒に演奏するだけなんですけどね(笑)

 

ギター、ギター、ギター、ベース。…ドラムはいない。みたいな(笑)

 

その頃は、ギタリストを目指そうかどうしようか本気で悩んでいましたね。

どちらかになれるなんて保証もないのに(笑)

 

そして、中学を出て僕は高校へ進学をしませんでした。


 「夢は歌手だってのに、高校へ行ってどうするんだ?」みたいに思っていましたね。


 今、当時の僕に会えたら迷わず進学を薦めます(笑)


「高校へ行った方がバンド組みやすいぞー!」って(笑)


ガソリンスタンドで働いてたんですけどね、朝から晩まで働いて、夜は疲れて寝ちゃうでしょ。

 

で、休日になるといつも一人です。

 

もっと行動すればよかったんでしょうけど、なかなか上手くいかないんですよね。

 朝までカラオケで歌うくらいしか活動は出来ませんでした(笑)


(こういう話をしだすと長くなるなので、ここからは完結に書く事を意識します笑)


16歳でやっと、念願の初ライヴです!もちろん私はボーカル!

 (それまでの道程で、バイク事故を起こすという人生のビッグニュースがあるのですが、それはまた別の機会に☆)

 

二十歳になり、新しく組んだバンドは実力派揃いで、念願のワンマンライブや全国ツアー、CDデビューです!!


 勢いよく、トントントーン!とかけ上がって行きました。


……さて。

 

ここまでお話をした内容は全て事実です。

ですが……ひとつ、あなたに重要な事をお伝え忘れていました。


 実はですね……


気合いと根性だけで頑張ってきたバンドのボーカルは……

 

 ……

 

 

歌がめっちゃくちゃ下手だったんですね(笑)


あ、もちろん僕の事です。


 正確に伝えると、声の出し方がすごく下手くそで、

・すぐに声が出なくなる
 ・高い声が出ない

 そんなショボいボーカリストだったんですよ。


だけど、私が憧れていたのは高音を武器とする歌手ばかりでした。


なのに自分は高い声が全く出せない。


 超絶貧乏バンドマンの私は、借金をしてボイトレに通ったりもしました。

でも、全然良くならない。


そんな発声の悪いボーカリストは、ツアーの最中に喉を壊し、大好きな歌が歌えなくなりました。


 今思えば喉よりも精神を壊してしまったんですよね。


そんな使えないボーカリストのいるバンドはもちろん解散します。


ここまでの過程で、私のインナーチャイルドが負った傷が明確になっています。(トラウマとも言うんですかね)

・歌が大好きなのに、歌えば下手くそだと言われてしまう

 ・歌うと傷付いてしまうという恐怖心が芽生える 等です。

 

当時の状況や心境はあまり詳しく書かれていませんが、実際は本当に苦しかったんですよ。


 誰よりも、歌が大好きだと本気で思っていました。

 誰よりも、歌で伝えたい気持ちが強いと思っていました。


しかし、現実はそう甘くない。


どんなに気持ちが強くても、根性論だけでどうこう出来る世界ではありません。


 「お前の歌がもっと上手ければ……」


メンバーや関係者からは何度も指摘を受けました。

 

プレッシャーはのし掛かり、努力は報われず、もうどうしていいかもよくわからず……なんだか、毎日が怖かったんです。


きっと、私のインナーチャイルドは、私自身も気付かない内に、


 歌いたい。だけど、歌うと傷つく。

 自分は、歌が下手くそなんだ


そんな私自身が作りあげた悪いイメージが、私のインナーチャイルドを苦しめていたのだと思います。


そして、ボイストレーナーとして活動を始めるまでの間に、必死の努力で発声を改善し、 高い声も出せる様になったし、声が出なくなるような事もなくなった。

 

ましてや、その歌唱法を人に教えてあげられる様にもなった。


それでも……人前で歌うという事になると、全身に恐怖心が走るのです。


 「また馬鹿にされちゃうよ?」

 「僕、傷つきたくないから歌うのやめようよ?」


 今思えば、あの時そんな想いが頭に浮かんだのは、インナーチャイルドの悲痛な叫びだったんですね。

 

私が勝手に作り上げた悪いイメージのせいで。


 「中平さん!いやー、さすがです!とってもお上手でした!」

と、感想を言われたとしても、


 「ボイストレーナーに依頼したんだから、そりゃーそう言わないとな」

とか、

 「裏ではどうせ馬鹿にしてんだろうな……」


そんなひねくれた捉え方しか出来なかったんです。


 初めから下手くそだと自覚していれば、馬鹿にされても傷が浅く済む。

だから、上手いだなんて認めない。認めたくない。

ずっと、そんな想いだったのでしょう。


 少し話は前後してしまうのですが、私は地声がとても低いです。

よく、「中平さんの声って、本当に低くて素敵!」とか、

 「自分も中平さんみたいな男らしい声に生まれたかったんです!」

なんて言われたりもしました。

それでも、そんな自分の声を私は嫌っていたのです。


 周りからすれば「よい声」でも、私にとっては「コンプレックスの塊の声」だったのです。

 

ですから、高い声の出し方を覚えてからは、出来る限り高い声で日常生活を送ってきました。

 

まるで、「低い声は悪だ」と言わんばかりに……。

 

高い声が出せずに苦しんでいた過去が、完全にトラウマになっていたのでしょう。

 

そして、そんな生活が当たり前になっていたある日。


 「ランチパーティーで弾き語りをして頂けませんか?」との、依頼を頂きました。


そのご依頼をくださったのが、今お仕事をご一緒させて頂いている、蓮澤直美さんです。


そして、リクエストして頂いた曲の中に、エルヴィス・プレスリーの「好きにならずにいられない」が入っていました。

 

エルヴィスといえば、魅力的な低音ボイスで有名な素晴らしいシンガーである事は言うまでもありません。


まさか、このエルヴィスの曲を歌わせて頂いた事が、間もなく私がインナーチャイルドを知り、そしてそれを癒すきっかけになるだなんて……。


 【ランチパーティー当日~インナーチャイルドとの出会い~】


この日のランチパーティーはとても楽しかったのを今でも覚えています。

 蓮澤直美さんによる官能美に関するお話や、参加者の皆さんが心を丸裸にして、ご自身の事をさらけ出したり、普段なら人に言えない様な事を話して感動したり。


とにかく、素晴らしいパーティーでした。


そして、私のライブの時間。


やっぱり、歌う前って緊張するんですよね。


緊張というより、恐怖心と表現した方が実際の感覚に近いかな…。


でも、心を込めて歌わせて頂きました。

 

その結果、皆さんが涙を流して聴いてくれているんですよ!!


これにはびっくりしました。


もちろん嬉しいのですが、喜びよりも先に驚きでした。

 

しかし、歌が終わった後に皆さんが感想を口にしてくださったのですが……


「中平さんの低い声が心に響いて自然と涙が溢れてきました!」


普通に考えれば、自分の声が誰かの心に響いて涙を流す事が出来るなんて、嬉しくて仕方のない事の筈なんです。


それでも、どういう訳か私は…心の底から喜ぶ事が出来なかった。

 

そして、ランチパーティーも終わり、直美さんとカフェで今後について打ち合わせ。


……のはずが、私の心が全然ヌードになっていないって事にすぐ気付かれてしまい、プチ個人セッションをして頂く流れになりました。


直美さんには、すぐにバレてしまうんですよね。


(ここでの話はかなり長くなるので割愛させて頂きます。)

 

結論だけお話しすると、私は高い声が出せなかった時の自分が大嫌いで、同時に私の魅力であると言ってもらえる低音の声まで嫌ってしまっていたんです。

 

しかし、今日のライブの選曲は全てキーを低めに設定したにも関わらず、皆さん涙を流しながら聴いてくれた。


これだけでも、普通なら「自分の低い声の魅力」に気付けますよね。


でも私はまだ認めませんでした。認めるのが怖かったです。


ですが、この時初めて直美さんからインナーチャイルドの事を教えてもらい、直美さんの言葉に導かれながら、自分の心の深い部分まで潜り込み、自分のインナーチャイルドと会話をしたのです。


「僕はただ、歌が歌いたいだけなんだよ」

「それで誰かが感動してくれたら最高じゃないか!」

「もっともっと、人を感動させてあげれる歌を歌いたいよ!」

「もっともっと、人を喜ばせてあげたり元気づけてあげる歌を歌いたいよ!」


私のインナーチャイルドは、歌手になりたいと初めて思った幼稚園児の頃と何も変わっていなかった。


年齢を重ねた私が私自身と他者を比較して、

自分の足りない部分にばかりフォーカスし過ぎて、

自分の持っていた魅力も見て見ぬふり。

傷つきたくない一身で、言い訳ばかりして純粋に歌いたがっていたインナーチャイルドを苦しめていた。

 

こんな想いが自然と心に湧き出てきて、同時に涙がボロボロと溢れ出てきました。


「苦しめて本当にごめんね。これからは、もっともっと歌ってあげるからね」

そう、心の底からそう思うと、体全体に驚く程のパワーがみなぎってきました。


直美さんにその事を伝えると、


インナーチャイルドが喜んでいるのね」


と、優しく微笑んでくれた。


するとまた、なんだかものすごい安心感に包まれ、涙が止まらなくなりました。

 

【トラウマからの開放】


私は今、自分の低い声が大好きです。


この声で生まれてきた事が嬉しくてたまりません。


そして何より、この低い声は人安心させる事が出来たり、人を感動させる事だって出来るのだと、誇りを持っています。


これらは全て、ありのままの自分を認め、愛してあげる事が出来たからこそなのです。

 

あなたが今、過去のトラウマに支配されて動けずにいるのだとしたら、


以前の私の様に、もしかするとありのままの自分を認めたがっていないだけなのかもしれません。


本当はとっても魅力的なのに、それを認めるのが怖くて、認める事を拒んでいるあなたはいませんか?

 

そんな時は、自分の心の中の深い部分に潜り込み、しっかりと自分と会話してみてあげてください。


そして、あなたのインナーチャイルドが本当に求めているあなたを見つけ出し、そして認めてあげてください。


トラウマなんて、過去のあなたが作り出した一時の感情です。


そんな一時の感情に振り回されるのではなく、あなたが本当に求めている自分を、恐れずに求め続ければいいのです。


あなたが、ありのままのあなたを、本当の意味で認めてあげる事が出来たら、


その時は必ず、トラウマから開放される事でしょう。


トラウマが消えてなくならなかったとしても、そんなの気にならない程、あなた自身が強くなりますから。

 

最後に、私が直美さんから仰って頂いた言葉で、頭からずっと離れない言葉を最後に、今回の記事は終わりにしたいと思います。


長い長い文章を最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。

 
「お話を聞いていると、中平さんは歌に恋をしていらっしゃるようね」


本当に、仰る通りです。

官能美シンガーの中平亮でした。

そんな官能美シンガーの中平亮と、

官能美オーガナイザーの蓮澤直美が、

あなたの中の官能性・女性性・男性性をぐいぐいと引き出します!

心をヌードにして、年齢や性別、職業や肩書きに囚われないありのままのあなたで素敵な時間を一緒に過ごしましょう。

 次回の「第14回 魔女のランチパーティー」は2015.9.28に開かれます!

※参加費用は一律8.000円になります。(ランチ・ライブチャージ代込)

※男女共に参加は可能です。

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 魔女のランチ会、満了!ご報告レポート★

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【2015.07.13 魔女のランチパーティーにて】

左下:中平亮 下中央:官能美の伝道師 蓮澤直美